シキヒラタダのキャラクタ一覧

シキヒラタダの創作キャラを淡々とまとめただけのところ

N.μ-058

種族:宇宙人

 
肩書き(二つ名):【正義の黒】
 
年齢:?
 
身長:182cm
 
能力:中立の観点
 
【身体的特徴】
青錆のような髪色(青から緑へグラデーションしている)で、左側のもみあげは伸ばしている。
目は右が緑で左が赤に近いオレンジ。顔の左側には目と同じ色で「N」を逆にしたようなラインが入っている。
服は黒が基調で、青い紐飾りが付いている。加えて腕と足に白い包帯が巻かれている。
背中に3つ又に分かれたパイプのようなものが二本浮き、3つの穴から粒子か何かが噴き出して翼を形成することがある。
手足や首が普通の人間に比べると少し長く、自分の肘を舐められる程度には身体が柔らかい。
 
【性格】
淡々とした性格。人を小馬鹿にしたような言動を取ることが多いが、宇宙人である故に人の行動に疑問を持っているに過ぎない。どこか周囲と距離を取り、いずれ来る世界の終わりを確信し、待っている様な雰囲気がある。人がいる限り争いは絶えず涙の流れ無い日も無いと確信する冷淡な面も持つ。棄て子と【黄】に対しては人当たりよく接している様にも見えるが【黄】に対して抱いている感情は「悲しい争いで泣く子を産みたく無い」気持ちで行動する【黄】の動向を「観察する対象」に過ぎない。とはいえ本当に【黄】が困ってる時は手を差し伸べるなど、無意識なのか知らないが【黄】に甘い所はある。
【黄】や周りの棄て子曰く、山で1番に可哀想なのは「誰にも本心が理解されない、そしてそれをどうにかしようともせずにただ淡々と生きている彼」らしい。
 
【経歴】
・世界入り前
その星は情報技術が発達し、自然環境保護やコスト減の名の下で全ての生活を仮想の世界で行う様になっていた。結果、星の住民は皆30センチ四方の空間にただ在り、仮想空間を見せる電子信号管、栄養補給管、排泄管、生殖管のみを刺されてそこに存在する「肉塊」となっていた。肉塊は自分が肉塊である事も認識できず、肉塊は電子信号で「自分の理想の人生を理想の町で生き、美味しいものを食べて生きている」と思い込んでいる。
ただしこのシステムには当然保守点検に当たる人物が必要で、それはかつて社会的にも底辺扱いされていたエンジニア達に引き継がれていた為、彼らだけは肉塊ではなくかつて自分の体で生きていた頃の姿のまま子孫まで受け継がれていた。N.μ-058はその保守点検エンジニアの1人だった。
エンジニアは仮想世界に住む肉塊の要求やバグ修正に対応しながら野生生物の脅威にも震えねばならず、中には肉塊を引っ掴んで投げつけ始めたりして発狂する者も現れたが、そんなエンジニアは仮想世界からの「制裁」を受けて行方知れずになるなどする、相互に監視された世界だった。
ある日1人のエンジニアが自然環境分析データから1つの異常を発見した。それはこの星がそう遠く無い先、地表から熱が消え冷え切ってしまい、生物はすべて死に絶える事を示していた。つまり星が死を迎えたのだった。エンジニア達は仮想空間で夢を見続ける肉塊達を見て、各自用意された宇宙船で星を去った。
肉塊達は死のその瞬間まで、いや死んだ後も自分の状況に気付かないまま夢を見続ける。
・アストラル入り
宇宙船は人1人が入れる程度のカプセルで、一定期間の空調と栄養補給は保証されているがその期間を過ぎた後の生命維持は保証されていない。だからそれまでに生物のいる星を見つけ、辿り着くのは1つの賭けだった。
μは運良くある星に不時着した。星に辿り着いても故郷の星と同じ環境とは限らない為まずは辿り着いた星の生物の血を解析し、それに合わせて自分の身体を組み替えなくてはならない。
実はμが世界に辿り着いたのは生命保証期間から3日が過ぎていた。人影は無くもはや虫の息、このまま死ぬだろうと思った時、1人の少女が現れ、得体の知れないμの話を素直に聞き入れて血を提供したのだった。
そしてμは体組織の組み換えの為にしばし眠りについた。
目が醒めると周囲は残骸の山になっていた。少女は宇宙船のそばで倒れていた。眠りの間に何があったかを聞き出し、宇宙船の設備で少女の傷を癒した。
・【正義の黒】として
その後残骸の山で少女のある願いが叶うかを静観する事となったμだが、後に少女こと【生命の黄】とは夫婦関係になる。
2人の間に産まれた子はμの特性を受け継いだのか、当時「形」を持たず消えゆく事を恐れ世界に迷い込んだ妖怪と「子を作る」事が出来た。そうして妖怪と2人の子が次々と子孫を増やし、世界の主な住民は妖怪と人の両方の側面を持つ「妖人」となったのである。
ゆえにμは「世界の住民の父」とも呼ばれる。
またある時にちょっとした好奇心でμは狼とそういう事をしたら、狼は知能が高く二足で歩く子を産んだ。これが狼の集落に住む住民の起源となった。
そういう理由や篤く崇拝されている【黄】の傍に佇んでいる様子もあって、いつしか【黄】と同等に崇拝される者となった。
狼の集落では住民同士ではどうにもならない争い事や揉め事があると残骸の山へ行きμに最終判断を委ねるようになった。宇宙人であり、いつも一歩引いた目で物事を見ているμは絶対的な中立であった。そうしていつしか【正義の黒】と呼ばれるようになったのである。
 
【小ネタ】
・N.μ-058という名は故郷の星でのシステム管理上のID。「Nサーバーの58番目のμ」みたいな意味がある。
・初期イメージは「ENOLA」を聞いてたら浮かんだ。
・【黄】の血から解析したデータから組まれた姿の為、服装なども似通った状態である。顔とかはそれほど似てないが【黄】曰く「どことなく父に似てる」らしい。
・今の姿になる前の姿は名状し難い何か。ヒトの思いつく中で最悪のビジュアルらしい。
・狼と云々のくだりは当然【黄】はものすごい怒り、時折いじりネタにされる。
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